はじめまして。職人一筋、パソコンは少しだけ苦手な工事部のふかです。
今回は、サイディング外壁と、サイディング塗替えのお客様にお勧めしている「WB(ウォールバリア)多彩仕上げ工法」についてご紹介します。
最近の住宅の外壁素材は、サイディングが多く使われています。
サイディングとは何かご存知でしょうか。
目次
サイディングとは
板状に出来上がった外壁建材の事です。
完成したパネルを躯体に取り付けるだけの為、作業性にすぐれ、仕上がりの均一化を図ることができます。
「木質系」「窯業(ようぎょう)系」「金属系」とあるサイディングですが、戸建て住宅では柄や色などのバリエーションが豊富な「窯業(ようぎょう)系」が一般的に使われています。
かつて主流であったモルタル外壁は、現在サイディングに主役の座を奪われています。
サイディングの寿命は
窯業(ようぎょう)系サイディング自体の寿命は30~40年と言われています。メンテナンスは必要ないと思われる事が多いのですが、実際にはサイディングより先に目地部のシーリング材や、サイディング表面の塗装に劣化が現れます。一般的に7~10年周期でシーリング材打ち替えや外壁塗装(塗替え)などのメンテナンスが必要になります。
WB(ウォールバリア)多彩仕上げ工法とは
今回ご紹介する「WB(ウォールバリア)多彩仕上げ工法」は、窯業(ようぎょう)系サイディングの外壁を、高級感あふれる上質な仕上げに塗り替える、スズカファイン株式会社が開発した工法です。
特殊な工法なため、施工はスズカファイン株式会社の講習を受け、正しい施工方法を取得し、技術を認められた会社しか行うことはできません。
大黒建装でも、社長と工事部の社員が講習を受講しました。
WB多彩仕上げ工法の特徴
・専用ローラーカバーを用いた塗り重ねと特殊クリヤー塗装によって、窯業サイディングの多彩模様を塗り替えで再現し、新築のような仕上がりになる。
・紫外線に強いクリヤーで仕上げる為、経年劣化にも強くなる。
美観も、耐久性も優れたWB多彩仕上げ工法。
もう、お勧めしないわけにはいかないのです。
さて。今回ご紹介するのは、今年の春に施工したM様邸です。
施工前のサイディングの色は、上下ともベージュでした。
せっかくのサイディング外壁なので、単色ではなくWB多彩仕上げ工法による塗り分けを提案。シミュレーションを何度か行った結果、上部はホワイト、下部は濃いグレーのWB多彩仕上げ工法に決定しました。
WB多彩仕上げの施工手順
まずは、劣化したシーリング材の打ち替えや、外壁破損箇所の修復など、下地調整を行います。
そして、下塗り(シーラー)。(以下は1F部分です)
中塗り(ベース)。
模様塗り。
最後にクリヤーを塗ります。
完成後の写真です。
ところどころに工事部の藤田が見切れていました(笑)
さすが、スズカファインさん。
サイディング外壁塗替えの、今までにない仕上がりです!
ご自宅の外壁がサイディングの方は、塗替え時の候補のひとつとして、是非頭の片隅においておいてください。
>ご自宅のサイディング外壁にこの工法が使用できるかのご相談はこちら
M様、ありがとうございました。