ドローン活用インタビュー

こんにちは。谷口です。
先日、関東学院大学 建築・環境学部の学生Oさんより、卒業論文の為のヒアリング協力依頼がありました。
卒業論文のテーマは「ドローン建物診断の現状とこれからについて」。

大黒建装での、ドローン診断の現状や活用方法などについて話を聞きたいとの事でした。

わざわざ横須賀から、馬込沢駅前支店まで来てくださったOさん。
インターネットでドローンによる建物診断を行っている会社を調べたそうですが、ヒットする会社が少なかったそうです。
微力ながら弊社のドローン活用について話をさせて頂きました。

今回のヒアリング内容を抜粋すると、以下のような内容です。

■ドローンを利用して何を行っているか
主に屋根の現地調査です。
今まで危険で行う事ができなかった、急こう配の屋根や高所の現地調査をなどを行っています。

■ドローンを導入した理由は
目視できない箇所の現地調査を正確に行う為です。
屋根全体やいろいろな角度からの写真など、分かりやすさと、それに基づいた明瞭な見積りをお客様に提供する事を目的に導入しました。

■使用しているドローンの機体は
2台ありますが、メインで使用しているのは「PHANTOM4  ProV2.0」です。
選定理由は以下です。
・現地調査を行うのに必要な時間(20分以上)飛行可能なバッテリーが搭載されている。
・重すぎず、風に流されにくい重量(1,388g)である。
・安全対策の為の赤外線検知システム「障害物回避センサー」が搭載されている。
・高性能なカメラ(2,000万画素)での撮影が可能である。

■従来の方法と比較して、どの程度コストを削減できるか
従来は、現地調査だけの為に足場や高所作業車を使用するのは、コストの問題でほとんど行っていませんでした。
その為、目視が難しい箇所は正確な調査が不可能だった為、工事着工後に屋根の腐食や破損などが発覚し、追加工事が発生する事もありました。
ドローンでの現地調査を行う事により、そのような追加工事を防止できるので、その分コストを削減できます。

■ドローンを導入することで悪徳業者対策になるという意見も出ているが、実際はどうなのか
ドローンで撮影した写真をお客様と一緒に確認できる為、屋根の破損など通常お客様自身が見る事ができない箇所の不当な見積りや請求をされる事はありません。
その点、悪徳業者対策になるかもしれません。

■目視での診断と比較して、同等またはそれ以上の診断は可能か
目視や触診が事ができる箇所は、目視の方が正確に診断できますが、高所や危険で上る事ができない屋根などについては、ドローン診断が大変有効です。

■ドローンを操作する技術者の育成方法と資格について
ドローンスクールにて「実技」と「座学」の講座を受講し、資格を取得します。
現在、大黒建装では2名が資格を取得し、定期的に社内研修を行っています。

■人口が集中する地域での安全性について
事故が起きないよう「障害物回避センサー」付のドローンを使用していますが、アンテナなどセンサーが感知しない障害物もある為、事前に周辺を確認して危険がないかを確認しています。


Oさんは来春から、施工管理の仕事が決まっているそうです。
とても真剣に話をする、誠実な人柄のOさん。
これからの更なるご活躍を祈っております。

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