「激安!格安!外壁塗装」の危険性と、業者選びのポイント

はじめまして。蚊に刺されやすい体質の事務員タメフサです。
秋になり、蚊が減ってきて少しほっとしています。

私は大黒建装に入ってまだ一年弱。外壁塗装やリフォームについて、まだ知らない事ばかりです。
入ったばかりの頃、「外壁塗装の比較サイト・一括見積りサイトなどに登録すれば、良い広告になるのでは」と思い社長に話をしてみました。
答えは「NO」。
「他社との価格競争になるので、お客様の自宅に適切な塗料を使用し、丁寧な仕事をしようとすると無理が出てくる。」
「更に、サイト管理会社への紹介料、成約料を支払う事を考えると、その分お客様が満足して頂ける仕事をする為に費やしたい。」との事でした。

大黒建装の見積り金額は、他社と比較して高い場合もあるそうです。
「なぜ、同じ家を塗装するのに、そんなに金額に差が出てくるのか」
不思議に思い、社長や社員に聞きました。

話を聞いて、納得。
「少しでも安くやってもらいたい」と考えるのは当たり前の事です。
しかし、外壁塗装に関してはそう単純ではなさそうです。
これは是非皆さんにも知って頂きたいと、聞いた内容を以下にまとめました。

外壁塗装の見積り金額について

大黒建装の見積りは、お客様のご自宅を守る為に必要な、下地処理(耐久性の大きく影響)、適した材料、工程を行う為の必要最小限の金額です。
それでも、他社見積と比較して金額が高い場合もあります。
それは、一つ一つの工程を大切にし、必要な材料や人件費を削減する為に手抜きを行わない為です。 

価格の安さだけで選び、2年後3年後に塗装が剥がれて来たという話も残念ながらよく聞く話です。
家電などの市販品は、どこで、いくらで買っても商品の質に変わりはありませんが、塗装は商品ではなく、技術と内容です。

■値段の安さだけで業者を選ぶ危険性 
外壁塗装の金額は、「工事費」と「材料費」で決まります。
費用を抑える為には、工事費(職人の人件費)を減らすか、材料費を減らすことになります。
いずれもやり方によっては多少のコスト削減が可能ですが、大幅にコスト削減をしようとすると、以下の方法で手抜き施工・不良施工をする可能性が高くなります。 

【方法1】 塗装の回数を減らす
外壁塗装は、3回塗装(下塗り・中塗り・上塗り)が一般的な塗り替え回数です。
※塗料の種類によって施工回数は変わります。
ひどい業者になると、この3回塗装を省いてコストを削減する場合があります。
必要な工程を省いても上塗りをすれば見た目には綺麗になりますが、塗装の耐久力はとても下がります。

【方法2】 下地処理を省く
下地処理は塗装の品質を高めるために大切な工程です。
クラックの補修や、木部・鉄部・雨戸などのケレン作業などの地味な作業ですが、簡単に済ませるか、丁寧に行うかで、塗装の質・耐久性は変わってきます。
この下地処理を省く・手を抜くなどすれば、工期を短縮でき人件費も抑えられます。

【方法3】 材料費を削る
塗料メーカーは1缶で塗るべき面積(塗布面積)を規定しています。
しかし、それを無視して薄く塗れば、本来必要な材料よりも少ない材料で仕上げることも可能です。もちろん施工品質は落ち、数年後にまた外壁が痛むことになります。

■見積り金額が同等の場合
自社施工か、そうでないかで工事や材料にかけられる費用が変わってきます。
自社職人がいないリフォーム総合店やハウスメーカー、工務店、訪問販売店などは、見積り金額から仲介マージンを差し引いた金額で下請け業者へ依頼し、下請け業者はその金額で人件費と材料費をやりくりする必要があります。
きちんとした現地調査を行わずに見積りを出す会社は、無理な金額で下請け業者に提示している可能性がありますので注意が必要です。
無理な金額で仕事を回された下請け業者は、コストを削減しようと手抜き工事をする事があります。

以上のように、外壁塗装は安く施工しようとすると、施工後すぐに再塗装が必要になるなどの危険性が出てきます。

簡単に「塗装業者選びのポイント」をまとめると以下のようになります。
・現地調査:細かい箇所も調査し、後日写真と一緒に改修が必要な箇所を提示されるか。
・見積書:合計金額だけでなく、細かい明細も記載されているか。
 (㎡数、使用する塗料名など)
・価格:他社と比較して安すぎないか。安い場合は、理由が明確か。
・材料:使用する材料の提案は的確か。
・アフターフォロー:施工後に何かあった場合のアフターフォロー体制があるか。

大切なご自宅を守る為にも、外壁塗装を依頼する時は金額だけではなく、本当に信頼できる業者かどうか見極める事が大切です。

以下にも詳しく載せています。

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