「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」の講師をしました

「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」の講師をしました

講演風景
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こんにちは。谷口です。
2021年12月4日(土)に(一社)千葉県塗装工業会主催による「フルハーネス型墜落制止用器具(安全帯)使用作業特別教育」の講師をしました。
10月に「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育講師養成講座」を修了してから、初めての講師としての参加です。

「フルハーネス型墜落制止用器具(安全帯)使用作業特別教育」とは

墜落による労働災害防止を目的とした講習で、フルハーネスを含む墜落制止用器具や労働災害の防止に関する知識などの学科のほか、実際にフルハーネスを使用した実技があります。

科目  学科・実技 計6時間(経験によって一部省略可)
    Ⅰ作業に関する知識 法改正の背景
    Ⅱフルハーネス型に関する知識・実技
    Ⅲ労働災害の防止に関する知識
    Ⅳ関係法令
    Ⅴ実技(復習)墜落制止用器具の使用方法

フルハーネス講習の対象者

フルハーネス講習の対象者は、フルハーネスの使用が必要な作業を行う方全員です。
高さが2m以上の箇所であって、作業床を設けることが困難なところでフルハーネス型を使用して作業を行う場合は、本特別教育を受講する必要があります。

まとめ

今回は会員47名が受講しました。
新米講師で至らない事もあったかと思いますが、皆さん熱心に参加していました。

2019年2月より、墜落制止用器具はフルハーネス型が原則となりました。
従来の胴ベルト型の墜落制止用器具ですと、墜落してつり下がったとき衝撃により内臓が損傷したり胴ベルトがずれて胸部等が圧迫されるなどの危険性が指摘されていました。
それに対してフルハーネス型は、着用者の身体を肩、腿など複数個所で指示する構造なので衝撃が分散し、つり下がった際の苦痛も少なく済みます。

フルハーネス型を正しく使用し、皆様の安全を確保して頂ければ幸いです。

  

当日は、マスクの着用・席の間隔を開ける、手指消毒と検温など、感染防止策を徹底して行われました。

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