平成30年度 安全大会とリスクアセスメントについて

平成30年度 安全大会とリスクアセスメントについて

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こんにちは。谷口です。
気温が低い日が増え、今年も残りわずかとなりました。

毎年この時期、大黒建装が属する「一般社団法人 千葉県塗装工業会」を含めた三団体で「安全大会」が開催されます。
今年は11月2日(金)に開催。(最近は私が司会)

安全に作業を行い、労働災害ゼロになる事を目指して、安全対策や労働災害発生状況などの情報共有・無災害事業所の表彰などが行われました。
 

大切な従業員や、その家族を守る為にも、労働災害はあってはならない事です。

その為には、「リクスアセスメント」が重要です。
片仮名だとピンときませんが、事前に「リスク(risk)=危険」を「アセスメント(assessment)=評価・査定」するということです。

厚生労働省では、塗装作業における「リスクアセスメントのすすめ方」という冊子を出しており、今回の安全大会でも配布されました。

リスクアセスメントとは
作業における危険性を特定し、それによる労働災害の程度と発生するリスクを見積り、それに基づいてリスクを低減するための対策の優先度を決め、リスクの除去または低減の措置を検討し記録する一連の手法をいいます。
リスクアセスメントによって検討された措置は、安全衛生計画に盛り込み、計画的に実施する必要があります。

リスクアセスメントの目的
職場のみんなが参加して、職場にある危険の芽(リスク)とそれに対する対策の実情を知り、災害に至る危険性を事前にできるだけ取り除いて、労働災害が生じない快適な職場にすることです。

リスクアセスメントの効果
職場のリスクが明確になり、安全対策について合理的な方法で優先順位を決めることができます。また、職場全員が参加することにより「危険」に対する感受性が高まります。

塗装作業を行う事業者は、労働安全衛生法第28条の2により、リスクアセスメントの実施に努めなければなりません。

大黒建装では、毎朝作業前に作業員全員で「KY(危険予知)ミーティング」を行う事により、リスクアセスメントを実施しています。
ミーティングでは、当日の作業と作業方法、その作業での危険を予知し、対策を確認し合います。
現場責任者は、当日の作業員の健康状態や作業場所の確認も行います。

朝の忙しい時間、このミーティングを行う事により作業が5分程度遅れます。
ミーティングをしなければ、事故が必ず起こるわけではありません。
起こる可能性の方が低いでしょう。
しかし、もしも事故が起きたら・・・。
従業員や、その家族の人生を大きく狂わしかねません。
もちろん、お客様にも大変なご迷惑をお掛けすることになります。

この作業前の5分が、従業員を危険から守り、お客様満足度にもつながるのです。
労災は、ベテランや新人、誰にでも起こる可能性があります。

安全大会では、「安全の誓い」として全員で以下唱和をしました。

今年度の安全週間スローガン
<新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災>


これからも、安全第一で、日々精進していきたいと思います。

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